産卵については、掲示板（携帯電話対応）でも相談にお答えしています。
※アカミミガメの産卵には詳しいです。

♀のカメは年に多くて2〜3回産卵する子がいます。
生まない年もあります。

できれば、庭などで産卵をさせてあげるのがよいです。
産卵には２〜３時間かかりますので、飼い主の付き添い（見張り）にも時間がかかりますので、心構えと準備が必要です。

【産卵前の行動】

１．餌を食べなくなった。

２．夏場、急にカメが水槽内で暴れる日が続く

３．庭や畳など地面を前足でかくしぐさをよく見る

　　などの行動が総合的に続く場合は、産卵の可能性があります。

【産卵のしかた】

産卵について説明します。
画像付きでは、アカミミガメ「山村萬年」産卵レポート、「山村の春」を参考にご覧下さい。

まず、庭に出してあげてください。

１．埋める場所をさがします。

　　これにかなり時間がかかる場合があります。
　　何時間、何日間もかかる場合がありますので、根気強くつきあってあげる
　　覚悟が必要です。

２．穴掘り

　　埋める場所が決まると穴を掘り始めます。
　　穴は後ろ足がすっぽり入ってしまう深さまで掘ります。
　　大体1時間〜2時間くらいかかります。

　　途中、気に食わなくなってやめることもあります。
　　そうならないようなるだけ遠くから見守りましょう。

３．産卵

　　6個くらいから多くて15個くらいまで生みます。
　　時間は30分以内には終わります。

４．穴埋め

　　産卵を終えると、穴に土をかけて整地を始めます。
　　この作業は、後ろの足をリズミカルに動かして作業しますので、かなり
　　見ごたえがある作業です。

５．終了

　　見事に整地し終えたら、カメはフラフラしながらその場を離れはじめます。
　　そしたら、産卵は終了ですので、もとに暮らしていた場所に連れて行って
　　よいです。

　　食欲は産卵後すぐに戻ります。
　　すぐ餌を与えて誉めてあげましょう。

　　お疲れさまでした。

アカミミガメ「山村萬年」産卵レポート、「山村の春」をご覧下さい。